日本で主流となっているカラコンのサンドイッチ製法を解説!
サンドイッチ製法とは?
サンドイッチ製法は、レンズの素材間に着色剤を挟み、1枚のレンズにする代表的なカラコンの着色方法です。
着色剤が目に触れないように製造されていますので、安全性の高さという点では装着するときに安心感が得られるでしょう。
カラコンデビューする際も、サンドイッチ製法の製品を選ぶ方が多いです。
カラコンは世界各国で販売されていますが、より安全性を重視する日本では、サンドイッチ製法の製品を多く取り扱っています。
レンズに厚みがあり、ズレにくさという点でも優れていますので、初心者向けとも言えるのではないでしょうか。
今後もサンドイッチ製法の需要が高まっていくことが予想されています。
他の着色方法は?
日本ではサンドイッチ製法の製品が主流となっていますが、外国ではその他の製法も積極的に取り入れています。
代表的なのは、浸透製法とプリント製法の2つ。
浸透製法は、レンズに着色剤を浸透させ、薄くコーティングした形となっています。
そのため、軽量化が実現しており、装着しているときの負荷が軽減されるのがメリットです。
プリント製法は、着色剤をレンズに直接プリントし、発色が良くなっているのが特徴です。
ただ、この2つの製法は、着色剤が色落ちし、目のトラブルに発展するリスクがありますので、日本ではあまり用いられない傾向があります。
サンドイッチ製法の注意点は?
目の安全性を考慮した場合、サンドイッチ製法が最適です。
しかし、注意点もありますので、しっかり把握しておく必要があります。
サンドイッチ製法の製品はレンズに厚みがある反面、目が乾きやすくなります。
装着時に微妙な違和感が出てしまうことも。
目薬を点すなどし、目の潤いを保ち続けることが大切になってきます。
また、レンズに厚みがあることで、汚れが付着しているケースも少なくありません。
外した後、装着する前に洗浄液などを使い、しっかりケアするようにしましょう。
もちろん、寝る前は必ず外さなければいけません。